• 緑 安岡

幻想即興曲《ショパン》をピアノ演奏するためのコツとは?

ショパンの幻想即興曲、聞いたことありますか?


ピアノを少しかじったことのある人なら、幻想即興曲って一度は聞いたことありますよね?

いつかはあこがれの幻想即興曲を弾いてみたい!そんな気持ちでレッスンに励んでいる人も少なくないのではないでしょうか。


どの大曲にも言えることですが、繰り返し繰り返し練習しないと、こういう大曲は弾きこなせないですよね。



 

幻想即興曲誕生の背景について


まず曲の背景について簡単に紹介します。

即興曲第4番(幻想即興曲)は、ポーランドの作曲家フレデリック・ショパンが作曲したピアノ曲として、とても有名な曲です。


ショパンの4曲の即興曲のうち最初に作曲されたといわれています。ショパンの死後に友人のユリアン・フォンタナの手が加えられ『幻想即興曲』(Fantasie-Impromptu)と題して出版されそうです。本人が亡くなった後に発表されたんですね。


作曲当時は、マリア・ヴォジンスカとの恋愛が始まったころとされています。ショパンはすでにパリの上流社会では作曲家として、演奏家としても名声を確立していました。


幻想即興曲のタイトルのとおり、とても幻想的な空気を醸し出している曲です。

この曲のリズムの異なる左手と右手の交譜が、そのような雰囲気を作り出しているのかもしれませんね。


ちなみに、数年前ポーランドを訪れた時、わたしはショパンの生家を訪ねる機会がありました。家はそれほど大きくはなかったのですが、家の周囲全体が自然公園のようになっていて散策できるとても素敵な場所でした。


ショパンの幻想即興曲、聞いたことありますか?

 

大曲『幻想即興曲』を弾きこなすコツ♪


この曲はとにかく指使いの速さがもとめられます!


でも、じっくりとハノンや練習曲を弾き続けることで、この曲の持つ速さにチャレンジできるようになります。


わたしにとって、発表会の講師演奏で弾いた思い出の曲です。曲の一番の盛り上がりに至る部分までのメロディーがとても綺麗で、切ない感じがするので、この曲が大好きになりました。


発表会の演奏でも、怒涛のように流れるパッセージが、弾いていて心地よかったのを今でも覚えています

迫力がある曲というのはうまく弾けると耳に心地よいのですが、一歩間違うとあっという間に崩れてしまう危うさがありますね。


 

私が実践した発表会当日までの練習法についてご紹介


練習方法は人によって様々だと思いますが、わたしの場合は発表会までの2~3か月前から、1日2時間指を動かすトレーニングを続けることで発表会の時に一番良いコンディションにもっていくように入念に準備しました。


たくさん練習することを、体に覚えさせるという言い方をすることがありますよね?

わたしの場合、練習の時の良いイメージを少しでも脳に記憶させることを意識しています。そうすることで、緊張していても、滑らかに指が動くようになります。


脳の働きってホントすごいですよね。


どんなに練習しても、当日で発揮できるパフォーマンスは80%ぐらいでしょうか。(あくまでわたしの感覚ですが)100%発揮することはとても難しいです。そのためには練習あるのみ!


 

まとめ


このブログをご覧になったことで、少しでも幻想即興曲を弾くモチベーションが高くなってもらえたらとても嬉しいです。

「ショパンについてもっと知りたい!」「ピアノであの曲を弾いてみたい!」という方は是非、Vox-yピアノ教室の体験レッスンへお申し込みください。


 

安岡 緑(ヤスオカ ミドリ)



ピアノ講師


経歴


東邦音楽短期大学および専攻科を卒業。読売新聞社主催新人演奏会に代表出演。在学中にウィーンアカデミーにて研修を受講。25年ほど自営でピアノ教室を運営してきました。常時、10~15名の生徒を教えてきました。生徒たちのために発表会も企画し、講師演奏も含めて数名のスタッフのサポートを受けながら発表会を1~2年に一度実施してきました。コロナ禍でもZOOMを使用したオンラインレッスンにも取り組んできました。子供たち向けのリトミック経験もあります。